院長プロフィール
医学博士 田中 靖
日本皮膚科学会認定専門医
- 昭和61年 兵庫医科大学皮膚科 臨床研修医
- 昭和62年 日生病院皮膚科 臨床研修医
- 昭和63年 兵庫医科大学
中央手術部皮膚科医長、外来医長を歴任 - 平成7年 たなか皮フ科・形成外科開設
施設案内
受付・ロビー:
ガラスブロックから優しい光が入ります。
処置室:
Qスイッチルビーレーザー
治療後の経過、及び、お願い
皮膚の色素異常症に対するQスイッチルビーレーザー治療は中央社会保険協議会にて高度先進医療として承認された画期的な治療法です。
しかし、レーザー照射により皮膚のメラニン色素が破壊されてもすぐにシミや色素斑が消えるわけでなく、数ヶ月から約半年かけて色がとれていきます。
レーザー照射後は下記のような経過をとりますので照射約1週間後、約1ヶ月後に来院していただきます様お願いします。
- 1)レーザー照射直後
- レーザー照射部位は軽いやけどに近い状態になっています。
その為、レーザー照射直後はヒリヒリした痛みが感じられることがありますが、しばらくすると消失します。照射後はこすれたり、直接水に濡らしたりすることは望ましくないので約1週間は当院で準備した茶色のテープを貼っていただくことになります。1週間以内にテープが外れたり、滲出液がテープから漏れ出す様な場合は早めに来院してください。 - 2)レーザー照射7~10日後に再来してください。
- レーザー照射部位は7~10日ほどで黒褐色のカサブタとなりはがれおちます。
ほとんどの方はカサブタの下にピンク色がかった薄い皮膚ができてきています。
その後はテープを貼る必要はありませんが、できたばかりの薄い皮膚は非常に弱い為、約1ヶ月間は極力刺激を与えたり、こすったりしない様に注意してください。 - 3)レーザー照射約1ヶ月後にも受診してください。
- 日本人の場合、約半数の方でレーザー照射後約1ヶ月後(火傷やケガの跡に色の付きやすい方は照射後2週間ほどで)に炎症後の色素沈着がおこります。
せっかくレーザーで治療して大切にしてきた皮膚に色素沈着がおこり、落胆されるとは思いますが、殆どの方は治療前のシミや色素斑が残っているのでは無く、数ヶ月から半年(長くかかる方は1年)位かけて徐々に炎症後色素沈着は消えますので再発防止のため、日焼け止めなどで遮光し当院で準備したクリームを数ヶ月間外用していただきます様お願いします。
ジェントルレーザー
医療レーザー脱毛治療を受けられる方へ
当院では脱毛用レーザーとして米国食品医薬品局の許可を受けた医療用アレキサンドライトレーザー(キャンデラ製 GentleLASE)を使用しております。
本機はすでに,国内外の多くの施設で使われており、効果的にも、安全面においても優れたレーザー装置とされています。
- 1)診察(カウンセリング)
- 医師がレーザー脱毛治療についての説明をいたします。次に、毛の質やお肌の状態のチェックを行い、必要に応じてテスト照射も行います。その際、レーザー脱毛が終了するまでの回数は部位によって、又、個人差もありますので、治療に関する質問(方法、期間、費用)やご要望があれば、お気軽にご相談ください。
- 2)レーザー照射の予約
- レーザー本照射の日を決めて頂きます。脱毛部位により腋などでは診察当日にレーザー本照射まで行うことことも可能ですが、照射範囲の広い四肢などではテスト照射を行うことが望ましいと考えております。
- 3)本照射
- 前日に剃毛して来院ください。
- 治療を受ける前の注意点
- 日焼けをした黒い肌にはレーザーが反応してしまい、軽いやけどの原因になりますので、肌の色がもとに戻ってから治療をお受けください。
毛抜きでムダ毛処理をしてしまうと、毛穴の中に導火線となる毛が無くなるのでレーザーが反応しません。レーザー治療の最低3週間前から、毛抜き処理はお控えください。カミソリ等での剃毛処理はかまいません。